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マンU、失態続きの守護神に早期決断迫る。新契約への期限はあと1週間か

text by 編集部 photo by Getty Images

ダビド・デ・ヘア
マンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドは同クラブに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアとの新契約締結に向けた交渉において、1週間以内の早期回答を求めているという。英紙『ザ・サン』が伝えている。

 2011年のユナイテッド加入以来不動の守護神として活躍を続け、昨季までの7年間で5回のPFA(プロサッカー選手協会)ベストイレブンに選ばれるなど、世界屈指のGKとして高い評価を得てきたデ・ヘア。だが、今季はらしくないプレーが続いている。

 GKだけの責任ではないとはいえ、ユナイテッドはプレミアリーグ2試合を残した時点で過去40年間で最多となる51失点。デ・ヘア自身もここのところ決定的なミスを犯す試合が続いてしまっている。

 ユナイテッドはアトレティコ・マドリーのGKヤン・オブラクに関心を示しているとも噂されるが、デ・ヘアとの契約延長に向けた交渉を行っていることも報じられていた。週給35万ポンド(約5100万円)、年俸に換算して約25億円という条件での新契約だという。

 だがデ・ヘアが契約延長に応じないとすれば、1年後の2020年夏で契約が満了する同選手をフリーで手放すことになるリスクが生じてくる。そのためユナイテッドは、新契約が合意しない場合には今夏にデ・ヘアを放出することも視野に入れ、1週間以内にオファーに回答するよう求めているとのことだ。

 デ・ヘアにはパリ・サンジェルマンが獲得への関心を示し、ユナイテッドの提示する新契約と同等の条件を提示する意志があるとも言われている。デ・ヘアはどのような決断を下すのだろうか。

【了】

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