マンチェスター・ユナイテッドが来季チャンピオンズリーグ（CL）の出場権獲得を逃したことで、フランス代表MFポール・ポグバはレアル・マドリーへ移籍する可能性がさらに高まるのではないかとみられている。スペイン紙『アス』が見通しを伝えた。

　ユナイテッドは現地時間5日に行われたプレミアリーグ第37節の試合でハダースフィールドと対戦し、1-1のドローに終わった。この結果、残り1試合で4位以内に浮上することは不可能となり、来季のCL出場を逃すことが確定した。

　この結果は、ユナイテッドの選手たちの来季の去就にも影響することになるかもしれない。マドリーへの移籍の可能性が盛んに取りざたされているポグバもその一人だ。

　だが、単に欧州最大の舞台で戦えないことだけが理由ではない。以前の報道によれば、ポグバも含めたユナイテッドの主力選手たちの契約には、チームがCLに出場しない場合には給料が25％ダウンとなる条項が設定されているという。金銭面も他クラブへの移籍を決める理由となる可能性がある。

　ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督も、数人の選手の退団の可能性を示唆した。ハダースフィールドとの試合後には「今日が最後になった選手たちがいる可能性もある」とコメントしている。

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