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チェルシー、D・ルイスと契約延長。“30歳以上は単年”のポリシー覆す2年契約

text by 編集部 photo by Getty Images

ダビド・ルイス
チェルシーのダビド・ルイス【写真:Getty Images】

 チェルシーは10日、同クラブに所属するブラジル代表DFダビド・ルイスとの契約を延長したことをクラブ公式サイトで発表した。新たな契約は2021年までの2年間となる。

 D・ルイスは2011年1月にベンフィカからチェルシーに加入し、翌年のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献。2014年に一旦パリ・サンジェルマンへ移籍したあと、2016年に復帰して再びチェルシーでプレーしている。

 以前の契約は今季末で満了となっており、契約延長に向けた交渉が行われていたが、交渉の難航も伝えられていた。その理由は、30歳を超えた選手とは複数年契約を結ばないというチェルシーの方針に対し、D・ルイスが難色を示していることにもあるとみられていた。

 だがチェルシーは、先月で32歳となったD・ルイスと2年間の新たな契約を交わすことを決定。国際サッカー連盟(FIFA)から受けた補強禁止処分により新たな選手を獲得できないことも影響してか、ポリシーを曲げてでもD・ルイスを引き留めることを望んだようだ。

「ここに残る機会を与えてもらえて嬉しい。このクラブを愛しているし、今でも若い選手のような野心を持っている。チームを助けるために全力を尽くしていくつもりだ」とD・ルイスは契約延長に際してコメントしている。

【了】

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