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「マンCの連覇」か「リバプールの奇跡」か…。超ハイレベル優勝争いが今夜決着

text by 編集部 photo by Getty Images

モハメド・サラー セルヒオ・アグエロ
奇跡を起こしたいリバプールと2012年に奇跡を起こしたシティが激突【写真:Getty Images】

 プレミアリーグ最終節が12日に行われる。マンチェスター・シティとリバプールの激しい優勝争いに決着がつくときがきた。

 勝ち点95で首位のシティは、アウェイでの17位ブライトン戦が最終戦。勝てば優勝が決まる。勝ち点1差で追うリバプールは、同時刻に本拠地アンフィールドで7位ウォルバーハンプトンと対戦だ。

 シティは現在、リーグ戦13連勝中。ブライトンが前節までに残留を決めたことも考えると、それほど難しい相手ではない。一方、リバプールが対戦するウォルバーハンプトンは今季ビッグクラブ相手に結果を残しているだけに、警戒すべき相手。リバプールはチャンピオンズリーグの疲労もあり、苦しめられる可能性はあるだろう。

 それでも、チャンピオンズリーグ準決勝でバルセロナを相手に奇跡を起こしたリバプールとそのファンは、さらなる奇跡に期待を寄せている。シティが勝利を逃してリバプールが勝利を収めると、リバプールが1989/90シーズン以来のリーグ制覇だ。

 可能性はかなり低いが、両チームが勝ち点で並ぶことも考えられる。シティが敗れてリバプールが引き分けた場合だ。その際は得失点差で順位が決まる。シティは第37節終了時点でリバプールに対して+4のアドバンテージがあるため、4点差で負けなければ順位は変わらない。仮に得失点差でも並ぶと、総得点で順位を決める。シティはこちらでもリバプールを4点上回っているため、優勝決定プレーオフが開催される可能性はほとんどないと言ってよさそうだ。

 上位2チームがそろって勝ち点90を超えるハイレベルな優勝争いとなったプレミアリーグ。最後に笑うのはどちらだろうか。

 プレミアリーグ最終節は、日本時間12日23時から一斉開催を予定している。

【了】

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