フットボールチャンネル

今季プレミアリーグの“コスパ最高”クラブとは? 最下位はあのビッグクラブ

text by 編集部 photo by Getty Images

ウォルバーハンプトン
ウォルバーハンプトン【写真:Getty Images】

 今季のイングランド・プレミアリーグで、勝ち点1を獲得するために所属選手に支払った給与額が最も低いクラブはウォルバーハンプトン、逆に最も高いクラブはマンチェスター・ユナイテッドだという。英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 残り1試合となった今季のプレミアリーグは、現地時間12日に最終節となる第38節の試合が行われる。『デイリー・メール』では、最終節を残した段階で各チームの獲得している勝ち点と、所属選手の給与平均額との関係を計算してランキング化した。

 その結果、最も“コストパフォーマンス”が良いクラブという結果が出たのはウォルバーハンプトン。昇格1年目ながらも好成績を収め、勝ち点57で7位を確定させている。

 ウォルバーハンプトンの選手平均給与は20チーム中14番目の約176万ポンド(約2億5100万円)。勝ち点1の獲得あたりに要した給与は一人あたり30835ユーロ(約440万円)という計算となり、カーディフ・シティをわずかに下回って全チーム中最も低額となった。カーディフは全チーム中最も低い平均給与約96万ポンド(約1億3700万円)で勝ち点31を獲得したが、18位で降格が決定している。

 ウルブスとカーディフに次いでコスパの良いチームはワトフォード、ニューカッスル、バーンリーの順。ランキング上位は比較的選手給与の低い中位・下位チームで占められているが、ビッグクラブではトッテナムが8位、リバプールが9位と健闘している。

 最もコスパが悪いという不名誉な結果となったのはユナイテッド。全チーム中最高額の平均年俸約653万ポンド(約9億3400万円)で勝ち点66の獲得にとどまり、勝ち点1獲得に要した平均給与は99010ポンド(約1410万円)でウルブスの3倍以上となった。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top