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バルサ、コウチーニョ放出を検討か。アザール移籍濃厚のチェルシーが興味示す

text by 編集部 photo by Getty Images

フェリッペ・コウチーニョ
バルセロナのフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

 バルセロナに所属するブラジル代表のMFフェリッペ・コウチーニョを今季終了後に放出したい意向を持っている模様だ。13日付けの英紙『ミラー』が報じている。

 コウチーニョは2018年にリバプールから1億3500万ユーロ(約175億円)で移籍してきた。今季もこれまで公式戦53試合に出場しているが、リバプール時代のような活躍を見せる事が出来ず、低調なパフォーマンスが批判の的になる事も多い。

 バルセロナはそんな26歳を売却したい意向を持っているようで、候補としてチェルシーが挙がっているようだ。チェルシーはエデン・アザールが来季よりレアル・マドリーへの移籍が濃厚となっており後釜として獲得する可能性もあるようだ。

 しかし現在チェルシーは18歳未満の選手の国際移籍に関する規定に違反したとして、FIFAの規律委員会より今夏の移籍市場と来年1月の移籍市場での補強禁止の処分を受けている。今後、チェルシーが処分の撤回や凍結を求めるためにはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴える手段はあるが、棄却された場合にはコウチーニョのチェルシー移籍も消滅することになる。

 その他、マンチェスター・ユナイテッドからも興味が伝えられているが、果たして今夏にバルセロナはコウチーニョを売却するのだろうか。

【了】

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