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マンU移籍目前で父急死のMF…訃報によりEURO予選戦うウェールズ代表からも離脱

text by 編集部 photo by Getty Images

ダニエル・ジェームズ
ダニエル・ジェームズ【写真:Getty Images】

 ウェールズ代表にメンバー入りしていたイングランド2部のスウォンジー・シティに所属する21歳のウェールズ代表MFダニエル・ジェームズが、父親の急死によりチームを離脱することになった。23日に英メディア『BBC』が報じている。

 現地時間22日、ジェームズの父親が60歳で急死した。父親は病気を患っていたものの、家族の誰もが急死することを予想していなかったという。ウェールズ代表は6月8日にEURO2020予選のクロアチア戦、6月11日にハンガリー戦を控えており、それに向けたトレーニングキャンプが行われていた。しかし、突然の訃報によりジェームズがウェールズ代表から離脱すると同メディアは伝えている。

 なお、ジェームズはマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が近づいていた。すでに個人合意しており、残すはクラブ間合意のみ。移籍金1500万ユーロ(約18億5000万円)で契約が成立すると見られているが、詳細部分に関しての交渉は続いている模様。近日中に発表されるとの情報もあったが、亡くなった父親と対面する時間や家族と過ごす時間を与えるため、ジェームズに配慮して発表は先延ばしになるとの報道もある。

【了】

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