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「チェフは敵だ」。アーセナル守護神のプロ意識を疑わないチェルシーコーチ

text by 編集部 photo by Getty Images

ペトル・チェフ
ペトル・チェフ【写真:Getty Images】

 チェルシーのコーチであるカルロ・クディチーニは、同クラブのレジェンドであるアーセナルGKペトル・チェフを「敵」とみなしている。英『スカイ・スポーツ』が、同コーチのコメントを伝えた。

 チェルシーとアーセナルは、29日に行われるヨーロッパリーグ決勝で対戦する。37歳のチェフは今季限りでの現役引退を発表しており、その最後の試合が古巣チェルシーとの大一番だ。

 チェフは現役生活を終えたあと、チェルシーからディレクター職をオファーされているという噂がある。それでも、かつてチェフの控えだったクディチーニは、アーセナルGKのプロ意識を疑っていない。

 クディチーニは「ペトルにとって重要な試合だ。素晴らしいキャリアを最後の試合だし、最後のトロフィーを手にするチャンスだからね。それに、彼の人生においてもキャリアにおいても重要な時間を過ごしたチームとの対戦だ。これらの全てのことが特別な感情を引き起こすだろう」と語っている。

 それでもクディチーニは「一度ピッチに立てば、全てを忘れてトロフィーを手にすることに集中する。ペトルはそうするだろうね」と確信している。それだけに「彼は、90分間もしくは120分間、我々の敵だ」と述べた。

 2015年にチェルシーからアーセナルに移籍したチェフ。有終の美を飾れるだろうか。

【了】

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