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セルヒオ・ラモス「レアルは心のクラブ」。中国への移籍報道を一蹴

text by 編集部 photo by Getty Images

セルヒオ・ラモス
レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスは移籍の意思がない事を明らかにした。

 先日、スペインテレビ『エル・チリンギート』では、S・ラモスが中国への移籍を希望しており、マドリーのフロンティーノ・ペレス会長にフリーでの移籍許可を求めたと報じていた。

 現地時間30日に行われた会見に出席したS・ラモスは「中国からのオファーはあった。しかし自分自身にとってレアルは心のクラブだ」と来季もマドリーでプレーする意思を明らかにした。

 S・ラモスは今季のチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16でアヤックスに敗れた際、ロッカールームに姿を見せたフロンティーノ・ペレス会長から「放出するぞ」と言われたとされている。それが引き金となり今回の移籍志願の報道がされたが、この件に関して本人は「移籍する事を許可して欲しいと頼んだことは全くない」と報道を完全否定した。

 2005年にセビージャからマドリーに加入したS・ラモスは、通算606試合に出場しCL4度制すなど合計20個のタイトル獲得に貢献している。しかし今季はCLベスト16敗退、リーグも優勝したバルセロナから勝ち点19差の4位に終わるなど9季ぶりの無冠という屈辱を味わった。

「このチームでなら無償でもプレーしたいと思っている」と改めてマドリー愛を強調した33歳の主将が来季はどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

【了】

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