レアル・マドリーは、ベンフィカのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの獲得に向け移籍金8000万ユーロ（約97億円）＋ボーナスのオファーを提示したが断られたという。スペイン紙『アス』が2日付で伝えた。

　現在19歳のフェリックスは今季からベンフィカのトップチームに昇格して大ブレイク。公式戦43試合に出場して20ゴール11アシストを記録する活躍をみせ、多くのビッグクラブからの関心を引きつけている。

　数日前にはマドリーがフェリックスを獲得するため8000万ユーロを準備していると報じられていたが、『アス』によればすでにマドリーはオファーを出したとのこと。だがベンフィカは応じなかったようだ。

　マドリーのオファーは、ボーナスを含めれば最大1億2000万ユーロ（約145億円）を支払うことになる条件だったとされている。それでもベンフィカが応じなかったのは、固定額だけで1億2000万ユーロというオファーを他の4クラブからすでに受けているためだという。

　4クラブの名前は明示されていないが、フェリックスに関心を示しているクラブとしてはマドリー以外にユベントス、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、バルセロナ、アトレティコ・マドリーが挙げられている。クリスティアーノ・ロナウドに続くポルトガルの次世代のスターを射止めるクラブはどこになるのだろうか。

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