レアル・マドリーは、チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールを獲得することがほぼ合意に達し、早ければ7日中にも発表を行うことが見込まれている。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。

　夏の移籍市場での補強としてアザールを獲得するため、マドリーはチェルシーとの交渉を進めていると報じられてきた。スペイン紙によれば両クラブは「事実上の合意」に達し、間もなく発表が行われることになるとみられている。

　アザールは現在EURO2020予選のためベルギー代表に合流しており、8日にカザフスタン戦、11日にスコットランド戦に臨む。その後スペイン入りし、マドリー本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの入団発表を行うことが見込まれている。マドリーとの契約は2024年までの5年間になるという。

　チェルシー側は交渉開始当初から移籍金1億3000万ユーロ（約159億円）という要求額を引き下げようとはしなかったようだ。マドリー側は当初8000万ユーロ（約98億円）を提示していたが、最終的に両クラブは1億ユーロ（約122億円）＋ボーナスという条件で合意するとみられている。出場数やタイトル獲得、バロンドール受賞などの条件を満たせば支払総額はチェルシーの要求額に近づくことが見込まれる。

　スペイン紙『アス』や英メディア『BBC』なども、マドリーとチェルシーの交渉がほぼ合意に達し、近々発表が行われる見通しだと伝えている。アザールにとって長年の夢でもあったマドリー移籍がついに実現するのだろうか。

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