リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーに所属するGKケイラー・ナバスはフランス・リーグアンのパリ・サンジェルマン（PSG）への移籍が噂されている。同選手はクラブにフリーでの移籍を希望しているようだ。英メディア『ミラー』などが現地時間の11日に報じた。

　ナバスはレアルで厳しい状況となっている。レアル指揮官ジネディーヌ・ジダンがベルギー代表GKティボー・クルトワを正守護神と考えているため、ナバスは来季もカップ戦要員となる可能性が高い。同選手にはGKジャンルイジ・ブッフォンが退団を表明したPSGが興味を示している。

　そんな中、ナバス本人が移籍を希望し、レアル側にフリーでの移籍を容認するよう要望したという。だが、レアルはナバスと2020年まで契約を残していて、フリーで同選手を売る気はないという。同メディアによると、今季大型補強に出ているレアルは1800万ポンド（約25億円）のオファーが同選手に届かなければ放出しないとしている。

　資金調達をしたいレアルだが、このままナバスに対するオファーが届かず、今夏の移籍市場が閉まってしまった場合、ナバスはレアルからの契約更新オファーを拒否し、来夏フリーで移籍する可能性もあるだろう。レアルはその前に放出したいところだが、果たして…。

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