イングランド・プレミアリーグのアストン・ビラは現地時間の19日、ヘッドコーチを務める元チェルシーDFジョン・テリー氏と契約更新したことをクラブ公式サイトで発表した。

　チェルシーの下部組織出身であるテリー氏は、1998年にトップチーム昇格。2000年にノッティンガム・フォレストに期限付き移籍したが、その後チェルシー復帰を果たし、2017年までチェルシーでプレー。その後、アストン・ビラで1年間プレーし、2018年10月に現役を引退した。

　現在はアストン・ビラでコーチを務めているテリー氏。同クラブは、今季の昇格プレーオフ決勝で同じく元チェルシーのフランク・ランパード監督率いるダービー・カウンティに勝利し、テリー氏は同クラブのプレミアリーグ昇格に貢献した。

　また、ユベントス指揮官に就任したマウリツィオ・サッリの後任として、チェルシーはダービー・カウンティ指揮官ランパードの招聘を画策していると報じられている。そのダービー指揮官にテリー氏が就任するという噂が伝えられていた。だが、アストン・ビラはが2020年まで契約を残していたテリー氏と2021年まで契約を更新したことで、テリー氏の指揮官就任の可能性はなくなった形だ。

　テリー氏は指揮官就任を目指しているというが、いつになるのだろうか。

【了】