ユベントスは、パリ・サンジェルマン（PSG）との契約が満了する元フランス代表MFアドリアン・ラビオの獲得に向けた交渉を完了したようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が28日付で伝えた。

　ユーベは以前にも年俸700万ユーロ（約8億6000万円）でラビオを契約を交わすことが合意に達したと報じられていた。だがその後、PSGが同選手の引き留めに向けてユーベを上回る年俸800万ユーロ（約9億8000万円）での新契約を提示しているとの報道もあった。

『ガゼッタ』によれば、ユーベのファビオ・パラティチSD（スポーツディレクター）は28日にパリを訪問しラビオの母親と会談。契約の細部について交渉を完了したとされている。

　年俸700万ユーロでの5年契約に加え、ラビオには契約金として1000万ユーロ（約12億3000万円）が支払われることになるという。ラビオは近日中にトリノに到着し、正式にユーベ入りを完了させることが見込まれている。

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