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チェルシー、コバチッチ完全移籍を“フライング発表”。レアルから買い取りへ

text by 編集部 photo by Getty Images

マテオ・コバチッチ
チェルシーのマテオ・コバチッチ【写真:Getty Images】

 チェルシーは、レアル・マドリーからレンタルで加入していたクロアチア代表MFマテオ・コバチッチの完全移籍での獲得を誤って“フライング発表”してしまったようだ。英紙『デイリー・メール』などが伝えている。

 現在25歳のコバチッチは昨年夏にマドリーからチェルシーへレンタル移籍。マウリツィオ・サッリ前監督からの強い信頼を受け、公式戦51試合に出場してヨーロッパリーグ優勝などに貢献した。

 マドリーでは構想外となっていることもあり、チェルシーへの完全移籍に近づいていると報じられていた。そういった状況の中、チェルシーの公式モバイルアプリでは29日夜にコバチッチの完全移籍が決定したかのような記事が掲載されたとのことだ。

 掲載されたのはコバチッチのインタビュー記事。その導入部分には「レンタルでの成功に続いて完全移籍が決定」と記され、コバチッチ自身も「完全移籍のサインを済ませて素晴らしい気分」とコメントしていた。

 国際サッカー連盟(FIFA)から今後2回の移籍市場での補強禁止処分を受けているチェルシーだが、すでにレンタルで選手登録されていたコバチッチは、6月30日までであれば完全移籍での獲得が可能だという。英メディアでは30日中に改めて正式な獲得発表が行われることが見込まれている。

【了】

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