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欧州各国リーグ、主要移籍まとめ(1)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アドリアン・ラビオ

アドリアン・ラビオ
パリ・サンジェルマンからユベントスへ移籍したアドリアン・ラビオ【写真:Getty Images】

MF:アドリアン・ラビオ(フランス代表)
生年月日:1995年4月3日(24歳)
パリ・サンジェルマン→ユベントス(移籍金:フリー)
昨季リーグ戦成績:14試合出場/2得点1アシスト

 パリ・サンジェルマンの下部組織で育ち、2012年にトップチーム昇格を果たしたレフティー。当初はなかなか出場機会を得ることができず苦しんだ同選手であったが、シーズンを重ねるごとに才能を開花させていき、2017/18シーズンはリーグ戦で33試合の出場を果たすなど主力としてプレーしている。2016年にはフランス代表デビューも果たしているなど、近年力を付け始めているのは明らかだった。

 しかし、昨季はリーグ戦でわずか14試合の出場に留まったアドリアン・ラビオ。その理由は、今シーズン末に契約が切れることになっていたのにクラブからの契約延長オファーを断り、トップチームから追放されていたからである。まさに事実上の「戦力外」だ。そして、そうした事情があり才能豊かな若手選手をフリーで獲得できる可能性が高まったため、ラビオには様々なクラブが興味を示したが、同選手はイタリア王者のユベントスへ加入することを決意。2018/19シーズンは満足する成績を収めることができなかったレフティーだが、来季はその鬱憤を晴らすことができるだろうか。

【了】

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