フットボールチャンネル

“ペルーの英雄”、コパ・アメリカ通算13点は現役最多。チームは44年ぶりの決勝

text by 編集部 photo by Getty Images

パオロ・ゲレーロ
ペルー代表のパオロ・ゲレーロ【写真:Getty Images】

 コパ・アメリカ2019(南米選手権)準決勝、チリ代表対ペルー代表の試合が現地時間3日に行われた。試合は3-0でペルーが勝利した。

 21分に先制したペルーは38分にも追加点を奪い試合の主導権を握る。その後も危なげない試合運びを見せるペルーは後半アディショナルタイムにダメ押し点を挙げ勝負あり、前回王者のチリに快勝し、1975年以来実に44年ぶりの決勝進出を果たした。

 大会3連覇を阻まれたチリのDFガリー・メデルは試合後「とても辛い敗戦だ。次回の大会では再び優勝したい」と語った。一方、勝利したペルーのFWパオロ・ゲレーロは「このチームを誇りに思う。今日のチームのパフォーマンスは素晴らしかった」と試合を振り返った。

 なお、この試合で得点を決めたゲレーロは今大会通算13点目とし、チリFWエドゥアルド・バルガスを抜いて現役選手最多得点者となった。ちなみに大会最多得点記録は元ブラジル代表FWジジーニョ氏(故人)と元アルゼンチン代表FWノルベルト・メンデス氏(故人)の持つ「17」である。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top