レアル・マドリーに所属するU-21スペイン代表DFセルヒオ・レギロンは、1年間のレンタルでセビージャへ移籍することが基本合意に達した。5日に両クラブから発表が行われている。

　現在22歳のレギロンはマドリーの下部組織出身で、ログロニェスへのレンタルやレアル・マドリー・カスティージャ（Bチーム）でのプレーを経てトップチームに昇格。昨年10月にチャンピオンズリーグの試合でトップデビューを飾った。

　シーズン中盤には、長年にわたってマドリーの“不動の左SB”に君臨してきたブラジル代表DFマルセロを抑えての先発に起用される時期もあった。シーズン終盤はマルセロがポジションを奪い返す形となったが、レギロンはリーガで14試合、公式戦合計22試合に出場した。

　セビージャへのレンタル期間は2020年6月30日まで。両クラブの発表は買い取りオプションに言及しておらず、事前に報じられていたとおりオプションは設定されていないとみられる。1年後には再びマドリーに戻ることになりそうだ。

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