アルゼンチン代表は、欧州サッカー連盟（UEFA）からUEFAネーションズリーグ出場に向けたオファーを受けているという。アルゼンチン『FOXスポーツ』が伝えている。

　ブラジルで開催されたコパ・アメリカ2019（南米選手権）に出場したアルゼンチンだが、非常に後味の悪い形で大会を終えることになった。FWリオネル・メッシによる審判批判を支持する形で抗議文を提出したアルゼンチンサッカー協会（AFA）に対し、南米サッカー連盟（CONMEBOL）は公式声明で反論を繰り出している。

　南米での立場が苦しいものとなる中、アルゼンチンには欧州の大会への参加に向けた誘いも届いているという。『FOXスポーツ』によればUEFAネーションズリーグへの出場オファーを受けているとのことだ。

　コパ・アメリカで度重なる審判批判を行ったメッシに対しては、長期の出場停止処分が下される可能性があるとも報じられている。だが南米連盟からの出場停止処分を受けたとしても、UEFAの大会に出場することに問題はないかもしれない。

　次回のUEFAネーションズリーグは2020年9月、10月、11月にグループリーグが開催される。同時期にはカタールワールドカップの南米予選も開催されるため、現実的にはアルゼンチン代表が欧州で戦うことは難しそうだ。

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