エンポリに所属する21歳のアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルが、ミランへ移籍する見通しになった。15日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

　移籍金1600万ユーロ（約19億5000万円）+ボーナス100万ユーロ（約1億2000万円）でクラブ間合意に達し、ベナセルとも個人合意しているミラン。移籍は決定的となっているが、あと一つだけクリアしなければならない条件があった。

　それはベナセルに、アーセナルが優先的に買い戻しできる条項と拒否する権利が付いていること。ベナセルに対するオファーが他クラブから届いた場合、移籍するにはアーセナルの許可が必要になるのだ。

　ただ、この問題もクリアした模様。同メディアによると、アーセナルにベナセルを獲得する意思はなく、移籍も了承したという。アフリカ・ネイションズカップ2019が終了した後、ミランでメディカルチェックを受ける見通しになった。ベナセルの獲得に成功すれば、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFラデ・クルニッチに続く2人目の補強となる。

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