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アトレティコ、レアル出身の24歳スペイン代表DF獲得。総額約35億円

text by 編集部 photo by Getty Images

マリオ・エルモソ
マリオ・エルモソ【写真:Getty Images】

 エスパニョールに所属していたスペイン代表DFマリオ・エルモソはアトレティコ・マドリーへの完全移籍が合意に達した。18日に両クラブから発表が行われている。

 アトレティコとの契約は5年間となる。エスパニョール側の発表によれば、移籍金2500万ユーロ(約30億3000万円)+ボーナス400万ユーロ(約4億8000万円)が支払われるのに加え、将来的にエルモソが他クラブへ移籍する場合の移籍金の20%を受け取る合意が交わされたとのことだ。

 一方でエスパニョールは、移籍金の50%をエルモソの前所属クラブであるレアル・マドリーに支払う契約を交わしていた。スペインメディアによれば、マドリーは今回の移籍で1250万ユーロ(約15億2000万円)を受け取ることになる。

 現在24歳のエルモソはマドリー下部組織で育ち、カスティージャ(Bチーム)でプレーしたあと2017年にエスパニョールへ移籍。エスパニョールでは2年間で公式戦59試合に出場し、昨年スペイン代表デビューも果たした。

 新シーズンに向けて積極補強を進めているアトレティコは、前日にもイングランド代表DFキーラン・トリッピアーの獲得を発表したばかり。他にもFWジョアン・フェリックスやMFエクトル・エレーラなどを獲得しており、エルモソで8人目の補強となる。

【了】

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