アーセナルのDFロラン・コシエルニーが、クラブに対して法的措置をとることを検討しているという。19日、英『ザ・サン』が伝えた。

　コシエルニーはプレシーズンツアーへの帯同を拒否し、今夏の移籍に向かっているものと思われている。アーセナルは移籍金を約900万ポンド（約12億円）に設定したようだ。

　『ザ・サン』によると、主将のツアー帯同拒否には理由があった。アーセナルとの契約が残り1年となった同選手は、クラブから2年間の契約延長オファーがあったが、その条件が現行契約の50％である週給4万5000ポンド（約600万円）だったという。

　このオファーが敬意を欠いていると感じたコシエルニー側はアーセナルに対して憤っており、20日にクラブの弁護士と話し合う予定とのこと。コシエルニー側はアーセナルに対し、フリートランスファーでの移籍を要求する見通しだ。

　2010年からアーセナルでプレーしてきたコシエルニー。長く過ごしたクラブとの別れは、後味の悪いものになるかもしれない。

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