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久保建英、スペイン紙は難しい状況に同情しつつも低評価。ファンからは高評価も

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
レアル・マドリーの久保建英【写真:Getty Images】

 インターナショナル・チャンピオンズカップのレアル・マドリー対アトレティコ・マドリー戦が現地時間26日に行われ、アトレティコが7-3で勝利を収めた。レアル・マドリーの日本代表MF久保建英は後半途中から交代で出場している。

 米国で行われたマドリードダービーは前半だけでアトレティコが5点のリードを奪うという衝撃の展開。後半に入り両チームが1点を奪い合って6-1となったあと、久保は62分に交代で送り出され、移籍後2試合目となる実戦のピッチに立った。

 70分には久保が相手陣内でボールを奪われたところが起点となりレアル・マドリーが7失点目。だがPKで1点を返したあと、終了間際の89分には久保がエリア手前から放った強烈なシュートを相手GKヤン・オブラクが弾いた後の流れからさらにもう1点が生まれた。

 スペインメディアではやはりレアル・マドリーの大半の選手が酷評されている。『アス』紙では0から3までの4段階評価で「1」が4人いるのみで、久保も含めたその他の全員が「0」という採点がつけられた。久保については「日本人選手にとって出場するだけでほとんど難題であり、わずかしかボールに触れなかった。完全に迷っていた」と評している。

『マルカ』でも同様に、「出血多量のチーム(レアル)と攻め込むたびにゴールの匂いがするチーム(アトレティコ)の間で幻の存在だった」と久保にとって難しい状況であったことを指摘。「7-3の得点の前に良いシュートでオブラクにセーブを強いた」と得点に絡んだことにも言及している。

 同紙が行っているユーザー評価では、現時点で久保に対してプラス評価約4100票に対してマイナス評価約1100票。プラスが約3000票上回るのはチーム内でGKケイラー・ナバスに次ぐ2番目の高評価となっている。

【了】

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