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チェルシー、MF2選手の放出を検討か?ランパード監督が日本でのプレシーズンマッチで判断

text by 編集部 photo by Getty Images

フランク・ランパード
フランク・ランパード【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのチェルシーがMFティエムエ・バカヨコとダニー・ドリンクウォーターの放出を検討しているようだ。英メディア『ミラー』などが現地時間の28日に報じた。

 チェルシーはプレシーズンツアーで来日し、19日に川崎フロンターレと対戦。FWレアンドロ・ダミアンのゴールで0-1の敗戦を喫した。続く23日にはバルセロナと対戦し、2-1の勝利を収めた。この2試合でフランク・ランパード監督がバカヨコとドリンクウォーターのプレーを見て、放出を決断したようだ。

 バカヨコは2017年にモナコから5年契約でチェルシーに加入。だが、2018年8月からミランへ期限付き移籍した。その後、ミランでのレンタル移籍期間満了となり、チェルシーに戻っている。ドリンクウォーターは昨季公式戦1試合のみの出場となっており、マウリツィオ・サッリ前監督の下では構想から外れていた。

 FIFAから処分を受けているチェルシーは来夏の移籍市場まで選手の獲得を行うことができない。そのため、すぐに中盤の補強を行うことができないが、ランパード監督は現状の戦力で来シーズンを戦うことを考えているようだ。チェルシーの中盤にはMFエンゴロ・カンテ、ロス・バークリー、ジョルジーニョ、マテオ・コバチッチが来季の主力候補として考えられている。

 長いシーズンで怪我などの不測の事態も考えられるが、冬の移籍市場で戦力を補強できないチェルシーはバカヨコとドリンクウォーターの放出を決断することになるのだろうか。

【了】

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