ミランは4日、エンポリに所属していたアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルを完全移籍で獲得することが決定したとして発表を行った。

　ミランの発表によれば契約期間は5年間。移籍金は非公表だが、イタリアメディアでは1600万ユーロ（約19億円）前後と報じられている。

　現在21歳のべナセルはフランスのアルルでデビューしたあと2015年にアーセナルへ移籍。18歳でアーセナルデビューを飾ったが、その1試合のみの出場にとどまり、フランス2部トゥールへのレンタルを経て2017年にエンポリへ完全移籍した。

　エンポリでは背番号10を背負い、1年目はセリエB（2部）で39試合に出場してチームのセリエA昇格に貢献。セリエAデビューとなった昨季も出場停止1試合を除く37試合に出場し、チームが降格に終わる中でも評価を高めていた。

　フランスの年代別代表チームでもプレーしたあと、フル代表はアルジェリアを選択。今夏開催されたアフリカ・ネーションズカップではアルジェリア代表の優勝に貢献し、大会最優秀選手および最優秀若手選手にも選出された。

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