ポルトのセルジオ・コンセイソン監督が、現地時間10日に行われたリーグ開幕戦でFW中島翔哉を起用しなかった理由を語った。ポルトガル『Observador』が伝えている。

　今夏の移籍市場でポルトの一員になった中島は、ポルトガルの名門で10番を着ることになった。しかし、ジルビセンテとの開幕戦でベンチスタートを命じられると、劣勢となったゲームで指揮官から声がかからず、ピッチに立つ機会は訪れていない。

　中島を起用しなかった理由についてコンセイソン監督は、「彼は今、このクラブを知る過程にいる。それはポルティモネンセともアラビアとも大きく違うんだ。ほかの人にも言えることだが、時間が経てばポジティブな反応がみられるだろう。素晴らしいクオリティーを持った選手であり、我々は頼りにしている」と会見でコメント。中島の本領発揮はもう少し先になるという見解のようだ。

　昇格組のジルビセンテに敗れて最悪のスタートとなったポルト。「10番」登場のタイミングはいつになるだろうか。

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