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デポルティボ柴崎岳、開幕戦での活躍を地元紙絶賛。「昇格の夢を見せる選手」

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
デポルティボの柴崎岳【写真:Getty Images】

 スペイン2部のデポルティボに加入した日本代表MF柴崎岳は、2019/20シーズン開幕戦で公式戦デビューを飾り、チームの白星発進に貢献した。地元紙『ラ・ボス・デ・ガリシア』はこの試合での柴崎のパフォーマンスを絶賛している。

 デポルティボは現地時間18日に行われた開幕戦でオビエドと対戦し、ホームで3-2の勝利を収めた。前半17分には中盤から持ち上がった柴崎のパスが起点となりデポルティボが先制。後半に入り追加点を奪ったあと、一旦は同点とされたが、最後は88分に勝ち越しゴールを奪って逃げ切った。

『ラ・ボス・デ・ガリシア』の選手採点では、柴崎には単独最高点の「8」と高評価。「セントラルMFとしてプレーして輝かしいデビュー。パスを出し、チームを操って相手ラインを突破し、カバーに入って守備も助けていた」と寸評している。

 さらに同紙は、同じく新加入で先制点を挙げたFWママドゥ・コネと柴崎の2人を称賛する特集記事も掲載。柴崎については「日本のファンタジー」と表現し、5人出場した新加入選手の中で最も良かったと評した。

 終盤にはやや息切れしてパフォーマンスが低下した点も指摘しつつ、「攻撃でも守備でもチームを助け、奇跡のような足から危険なパスを配球。容易に相手ラインを破り、守備の裏へボールを通していた」「(本拠地)リアソールは昇格の夢を見せる選手に魅せられた」と地元紙は柴崎への賛辞を並べている。

【了】

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