フットボールチャンネル

久保建英、マジョルカ3人目の日本人選手に。過去には大久保嘉人と家長昭博

text by 編集部 photo by Getty Images

大久保嘉人、家長昭博、久保建英
大久保嘉人、家長昭博、久保建英【写真:Getty Images】

 スペイン1部のレアル・マドリーに所属する日本代表MF久保建英は、同じ1部のマジョルカにレンタルで加入することが決定した。マジョルカでプレーするクラブ史上3人目の日本人選手となる。

 地中海のバレアレス諸島を本拠地とするマジョルカは、1997年から16年間連続でリーガ1部に在籍し、最高で3位の成績を残すなど有力クラブだった。2013年には2部降格を味わったが、今季は7季ぶりに1部復帰を果たしている。

 前回1部で戦っていた時期には、2人の日本人選手がこのチームでプレーした。まずは2005年1月にセレッソ大阪から期限付き移籍で加入したFW大久保嘉人だ。

 大久保は最初の半年間に13試合に出場し3ゴールを挙げるなど活躍を見せ、マジョルカの1部残留に貢献。2年目は途中出場も多かったが26試合に出場し、マジョルカで公式戦合計40試合に出場して6得点を挙げた。2017年に乾貴士に抜かれるまでは、リーガ1部で最多の試合に出場した日本人選手だった。

 続いて2011年1月にはMF家長昭博がガンバ大阪からの完全移籍で加入。1年間の在籍で公式戦19試合に出場し2ゴールを挙げた。その後、韓国の蔚山現代と古巣G大阪へのレンタルを経て2013/14シーズンにもマジョルカに復帰し、2部に降格していたチームで公式戦8試合に出場した。

 リーガ1部のクラブでプレーする日本人選手は久保で11人目となる。過去には大久保と家長のほか、城彰二(バジャドリー)、西澤明訓(エスパニョール)、中村俊輔(エスパニョール)、指宿洋史(セビージャ)、ハーフナー・マイク(コルドバ)、清武弘嗣(セビージャ)、乾(エイバル、ベティス、アラベス)、柴崎岳(ヘタフェ)がスペインのトップリーグでプレーしてきた。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top