チェルシーに所属する31歳のブラジル代表FWウィリアンが、来年夏にフリーで退団するかもしれない。4日に伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

　今夏、エデン・アザールがレアル・マドリーに移籍したことで背番号10がウィリアンに与えられた。チームからの期待度は高いように思われるが、現時点で契約期間は2020年6月まで。このまま契約を更新しなければ、来年夏にはフリーでチェルシーを退団することになる。

　しかし、30歳を越えると単年契約（1年契約）を結ぶのが通例となっているため、複数年契約は望めないかもしれない。そうなると、契約延長を拒否する可能性もある。同メディアによると、元チェルシー指揮官のマウリツィオ・サッリ監督率いるユベントスがウィリアンの獲得を検討しているようだ。

　ルール上、選手は契約満了6ヶ月前から移籍先クラブとの仮契約合意が可能となる。そのため、来年1月にはユベントスとの交渉が始まる可能性も。場合によっては、来年夏に移籍金なしで手放すことになるかもしれない。

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