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インテル、3点差からあわや同点も…。ルカクとマルティネスの2得点で1敗をキープ

text by 編集部 photo by Getty Images

2得点のラウタロ・マルティネス(左)とロメル・ルカク
2得点のラウタロ・マルティネス(左)とロメル・ルカク【写真:Getty Images】

【サッスオーロ 3-4 インテル セリエA第8節】

 イタリア・セリエA第8節、サッスオーロ対インテルが現地時間20日に行われた。試合はアウェイのインテルが4-3で勝利を収めた。

 インテルはラウタロ・マルティネスとロメル・ルカクを2トップに起用。中盤にはビラーギ、ガリアルディーニ、ブロゾヴィッチ、バレッラ、カンドレーヴァが入った。

 先制したのはインテルだった。試合開始早々の2分、右から左に流れるように展開。ペナルティエリア手前の左で受けたマルティネスが右足に持ちかえて右足を振り抜くと、ゴール右に吸い込まれた。

 だが、すぐにサッスオーロが同点に追いつく。16分、ペナルティエリア手前の右でトラオレからボールを受けたベラルディが縦を突破し、ペナルティエリア内へ侵入。そのまま右足を振り抜き、ゴールに突き刺した。

 その後、インテルはマルティネスがゴールを決めたかのように思われたが、ルカクのファールがあり得点は認められず。さらに、カプトがGKとの1対1を制し、サッスオーロの逆転かと思われたが、オフサイドの判定。両チームともに得点のチャンスを逃した。

 すると、インテルが前半のうちに勝ち越しに成功する。38分、デ・フライからの縦パスをペナルティエリア内中央で受けると、そのまま反転して右足を振り抜いた。これがゴール左に決まり、インテルが勝ち越しに成功した。さらに45分、ルカクがPKを決め、インテルがリードを2点とした。

 その後もインテルペースで試合が進み、チャンスを作り出していく。70分にインテルはPKを獲得し、今度はマルティネスが決めた。これでインテルがリードを3点に広げた。

 だが、サッスオーロも意地を見せる。74分、ペナルティエリア左でボールを受けたボガが、中央のジュリチッチにパスを供給。ジュリチッチがゴール右に流し込んだ。さらに81分、ボガがペナルティエリア手前の左からドリブルで侵入。4人を交わしてゴールを陥れた。これでサッスオーロが1点差に迫った。

 その後勢いに乗るサッスオーロがインテルを攻め込む。インテルは中々ゴール前まで運ぶことができない。だが、結局試合はそのまま終了し、4-3でインテルが勝利を収めた。勝利したインテルは1敗を維持している。

【得点者】
2分 0-1 マルティネス(インテル)
16分 1-1 ベラルディ(サッスオーロ)
38分 1-2 ルカク(インテル)
45分 1-3 ルカク(インテル)
71分 1-4 マルティネス(インテル)
74分 2-4 ジュリチッチ(サッスオーロ)
81分 3-4 ボガ(サッスオーロ)

【了】

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