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グリーズマン、移籍金額はサッカー界歴代3位に浮上か。追加支払い合意で

text by 編集部 photo by Getty Images

アントワーヌ・グリーズマン
バルセロナのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】

 アトレティコ・マドリーとバルセロナが移籍金の追加額の支払いに合意したことで、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの移籍金の額はサッカー界歴代3位タイに浮上することになりそうだ。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 グリーズマンは今年の夏にアトレティコからバルサへ移籍。バルサはアトレティコが設定していた1億2000万ユーロ(約145億円)の契約解除金を支払ったと発表した。だがアトレティコ側は、7月1日に契約解除金が引き下げられる前にバルサとグリーズマンの接触が行われたとして、総額2億ユーロ(約242億円)の支払いを要求していた。

 両クラブはそれから4ヶ月以上を経て、ようやく和解に達したと報じられている。バルサはアトレティコに1500万ユーロ(約18億1000万円)を追加で支払うとのことだ。

 追加分も加算するとすれば、グリーズマンの移籍金総額は1億3500万ユーロ(約163億円)ということになる。これはサッカー界で歴代3位タイとなる金額だと『マルカ』は伝えている。

 歴代1位の移籍金はパリ・サンジェルマン(PSG)がFWネイマールをバルサから獲得する際に支払った2億2200万ユーロ(約283億円)。同じPSGのFWキリアン・ムバッペが1億8000万ユーロ(約218億円)で続く。グリーズマンの移籍金は、バルサがリバプールから獲得したMFフィリッペ・コウチーニョ(現バイエルン・ミュンヘン)に並ぶことになる。

 正確には、コウチーニョの移籍金は1億2000万ユーロ+ボーナス最大4000万ユーロ(約48億円)だとされている。現時点ではそのボーナスのうち1500万ユーロ相当分が達成されており、総額は1億3500万ユーロという計算になるという。

【了】

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