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マンU、ラッシュフォードが「まるでC・ロナウド」の超絶FK。異常な弾道の秘訣とは…?

text by 編集部 photo by Getty Images

マーカス・ラッシュフォード
マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォード【写真:Getty Images】

 イングランド・カラバオカップ(リーグ杯)4回戦のチェルシー対マンチェスター・ユナイテッド戦が現地時間30日に行われ、ユナイテッドが2-1の勝利を収めた。この試合でユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードが決めた驚異的な弾道の直接FKが注目を集めている。

 ラッシュフォードは前半25分にPKで先制ゴールを記録。後半に同点に追いつかれたあと、73分にはゴール正面約30メートルからのFKを直接突き刺して決勝ゴールを挙げた。

 強烈なシュートは4枚の壁の上を越え、左右にブレる複雑な軌道を描いてゴール左上に突き刺さった。英国や各国メディアからはこのゴールに対し、「ナックルボール」「ユナイテッドではクリスティアーノ・ロナウド以来最高のFK」「過去10年で最高のFKのひとつ」など絶賛の言葉が集まっている。オレ・グンナー・スールシャール監督も「クリスティアーノみたいだったろう?」と試合後に語った。

 英紙『ミラー』などは、このスーパーゴールについてラッシュフォードが試合後に述べたコメントを伝えている。「正直に言うと、(理由は)ボールだったんだ」と同選手は驚異の弾道の秘訣を明かした。

 カラバオ杯で使用されるボールは他の大会より軽量であり、変化しやすいのだという。「練習でシュートを打っていても、ああいうアップダウンの動きがあって、どこへ飛んでいくか分からなかった。幸い今日はトップコーナーに入ってくれた。良い日だったよ」とラッシュフォードはゴールを喜んでいる。

【了】

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