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久保建英、10戦目での初得点に「長かった。この感覚を維持していきたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラ第13節のマジョルカ対ビジャレアル戦が現地時間10日に行われ、ホームのマジョルカが3-1で勝利を収めた。マジョルカの日本代表MF久保建英の試合後の会見の様子をクラブ公式SNSが伝えている。

 先発で出場した久保は前半10分にエリア内で突破を仕掛けて先制点に繋がるPKを獲得。21分にも2本目のPK獲得の起点となるプレーをみせたあと、53分にはエリア手前からの強烈な左足シュートで待望の移籍後初得点を挙げた。

 リーガでは出場10試合目での初ゴールとなった。「レベルの高さに関係なく、長かったというのは長かったです」と久保はこれまでの期間を振り返りつつ、「今日入ったので今までのことは忘れて、この入った感覚を維持していければいいかなと思います」と今後のさらなる活躍に意欲を見せた。

「自分はボールを持って攻撃で違いを出せる選手だと思っている」と久保。先制のPKを獲得した場面のプレーについては、「自分が仕掛けないと何も生まれないので。積極的な仕掛けがPKに繋がったかなと思います」とコメントしている。

 今後はインターナショナルウィークのため一旦帰国するが、今回久保はA代表ではなく、東京五輪本大会を見据えるU-22日本代表への招集を受けた。

「何回か行ったことはありますけど、もう完全に別のチームに生まれ変わっていると思うので。何人か新しく入る選手もいますけど、その選手たちがしっかり順応して、また競争が生まれていくのが一番だと思います」とU-22代表への見通しを示した。

【了】

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