ポール・スコールズ【写真:Getty Images】
元イングランド代表MFポール・スコールズ氏は、1991年にマンチェスター・ユナイテッドと練習生契約を結び、それ以降ユナイテッド一筋でプレーした。2011年に一度現役を引退するも、2013年に2度目の引退となった。
スコールズ氏は、ユナイテッドのプレミアリーグやFAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)など数々のタイトル獲得に貢献した。クラブでは通算499試合に出場し、MFでありながら107得点も記録している。
スコールズ氏は、今から11年前の2008年にサッカーファンの記憶に残るスーパーゴールを決めた。2007/08シーズンのCL準決勝で対戦したバルセロナとユナイテッド。結果は2戦合計1-0でユナイテッドが決勝に進出。その年のCLでユナイテッドは優勝を果たした。
当時、スコールズ氏やクリスティアーノ・ロナウド、カルロス・テベスやナニなどを擁したユナイテッド。対するバルセロナでもサミュエル・エトー氏、アンドレス・イニエスタ、リオネル・メッシ、シャビ氏など豪華メンバーが名を連ねた。
カンプ・ノウでの1stレグをスコアレスドローで終え、本拠地オールド・トラッフォードでバルセロナを迎え撃ったユナイテッド。前半13分にそのゴールは生まれた。左サイドでロナウドがドリブルで仕掛けるが、ザンブロッタにクリアされる。だが、こぼれ球を拾ったスコールズ氏が右足を振り抜くと、アウト回転がかかったボールはゴール右へと綺麗に吸い込まれた。この1点を守り切ったユナイテッドはバルセロナに勝利し、決勝進出を果たした。
UEFAチャンピオンズリーグの公式ツイッターがスコールズ氏のこのゴールシーンの動画を投稿している。
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