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バルセロナ、22歳ブラジル人FWがロシアから復帰も? 古巣との接触を示唆

text by 編集部 photo by Getty Images

マルコム
ゼニトのマルコム【写真:Getty Images】

 ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクに所属するブラジル人FWマルコムは、昨季所属したバルセロナへの復帰の可能性を示唆している。フランス『RMC』のインタビューに語ったとしてスペイン紙『マルカ』などが伝えた。

 現在22歳のマルコムはフランスのボルドーで活躍したあと、昨年夏にはローマへの移籍が決定寸前となったが、バルサが“強奪”する形で獲得。だが出場機会を得るのに苦戦し、リーガエスパニョーラでは15試合に出場して1得点に終わった。

 今年8月には移籍金4000万ユーロ(約48億円)でゼニトへ完全移籍することが発表された。だがデビュー戦でサポーターからの人種差別行為を受けた騒動が話題となったあと、負傷の影響もありロシアリーグでこれまでわずか2回の交代出場にとどまっている。

「バルセロナへの復帰に向けてのメッセージを受けた」とマルコムは古巣との接触についてコメント。「(バルサでは)プレーのチャンスを与えられるたびに全力を尽くして、良い仕事ができたと思う。だからバルセロナのファンは僕を愛してくれている」と昨季を振り返った。

 バルサではなかなか出場機会を得られなかったが、移籍したことを「後悔はしていない」とマルコム。「僕はまだ若いし、どこであってもプレーしたい。ゼニトは僕にサッカーをする機会を与えてくれたチームだ」と話し、ロシアで戦い続けることにも意欲を見せている。

【了】

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