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アトレティコの20歳ポルトガル代表がゴールデンボーイ受賞。欧州最高の若手に

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョアン・フェリックス
アトレティコ・マドリーのジョアン・フェリックス【写真:Getty Images】

 伊紙『トゥットスポルト』が主催し、欧州最高の若手選手を選出する「ゴールデンボーイ」2019年版の受賞者にアトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが選出されたことが27日に発表された。

 ゴールデンボーイ賞は欧州でプレーする20歳以下の選手たちを対象とし、各国メディアのジャーナリストで構成される審査員およびユーザーの投票により受賞者が決定される。今年6月に100人の候補が発表され、そこから段階的に候補者数が絞られてきた。

 ジョアン・フェリックスは最終投票で332ポイントを獲得。2位に続いたボルシア・ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(175ポイント)を大きく引き離して受賞を飾った。

 3位にはレバークーゼンのドイツ代表MFカイ・カフェルツが続いた。4位以下はザルツブルクのノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ハーランド、ユベントスのオランダ代表DFマタイス・デリフト、バルセロナのU-21スペイン代表FWアンス・ファティ、マンチェスター・シティのMFフィル・フォーデンらが続いている。

 現在20歳のジョアン・フェリックスはポルトガルのベンフィカで頭角を現し、今年夏にアトレティコへ移籍。サッカー界史上3位となる1億2600万ユーロ(約151億円)の移籍金が支払われ、スペインでもその高い期待に応えるプレーを見せ始めている。

 ウェイン・ルーニーやリオネル・メッシ、セスク・ファブレガス、セルヒオ・アグエロ、ポール・ポグバ、キリアン・ムバッペなど、過去のゴールデンボーイ受賞者の多くがその後のサッカー界でトップスターとして活躍している。ジョアン・フェリックスにも今後のさらなる飛躍が期待される。

【了】

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