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ユベントス、あわや今季初黒星も…痛恨のドローで首位陥落の危機。C・ロナウドがPKで今季6点目

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアーノ・ロナウド
クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

【ユベントス 2-2 サッスオーロ セリエA第14節】

 イタリア・セリエA第14節、ユベントス対サッスオーロが現地時間1日に行われた。試合は2-2のドローに終わった。

 ユベントスはクリスティアーノ・ロナウドとゴンサロ・イグアインが2トップを組む。センターバックにはマタイス・デリフトとレオナルド・ボヌッチが入る。パウロ・ディバラやアーロン・ラムジーはベンチスタートとなった。

 序盤はサッスオーロの攻める時間帯が多くなる。だが、ユベントスも鉄壁の守備を見せる。するとユベントスが先制に成功する。20分、右サイドでボールをキープしたクアドラードが中央のベンタンクールにパス。ベンタンクールは最終ラインから上がってきたボヌッチにパスを供給する。ボヌッチは右足を振り抜くと、ボールはゴールに突き刺さった。

 先制したのも束の間、ユベントスが同点弾を許す。22分、ペナルティエリア右を抜け出したボガが、ブッフォンの動きをよく見てループシュートを選択。これが綺麗に決まり、サッスオーロが同点に追いついた。
 
 後半開始早々の47分、右サイドでクラドラードが後ろに戻す。このボールがずれてしまい、デリフトがクリア。だが、これがカプトに渡ってしまい、カプトが左足でシュート。ブッフォンはセーブするもキャッチできず。溢れたボールはゴールに転がってしまった。

 61分、スルーパスに抜け出したロナウドがGKとの1対1を制し、ゴールネットを揺らすもオフサイドの判定。ユベントスは同点のチャンスを逃す。

 すると67分、代わって入ったディバラがペナルティエリア内で倒され、ユベントスがPKを獲得。これをロナウドが決め、ユベントスが同点に追いついた。

 その後、怒涛の攻めを見せ勝ち越しを狙うユベントス。サッスオーロは我慢の時間帯が続く。刻々と時間が迫るも、中々ゴールを奪うことができないユベントス。試合はこのまま終了し、2-2のドローに終わった。インテルがSPALに勝利すると、ユベントスは今節で首位陥落となる。

【得点者】
20分 1-0 ボヌッチ(ユベントス)
22分 1-1 ボガ(サッスオーロ)
47分 1-2 カプト(サッスオーロ)
67分 2-2 ロナウド(ユベントス)

【了】

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