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伊東純也、途中出場で同点弾も…痛恨のPK失敗。ヘンクはPK戦の末カップ戦敗退

text by 編集部 photo by Getty Images

伊東純也
伊東純也【写真:Getty Images】

【アントワープ 3-3 ヘンク【PK 4-3】 ベルギーカップ7回戦】

 ベルギーカップ7回戦、アントワープ対ヘンクが現地時間3日に行われた。試合はアウェイのヘンクがPK戦の末敗戦し、ベルギーカップ準々決勝進出とはならなかった。

 ヘンクに所属する日本代表MF伊東純也はベンチスタート。伊東は69分から投入され、延長前半に同点ゴールを決めている。アントワープに所属するU-22日本代表MF三好康児は欠場し、日本人対決は実現しなかった。

 ヘンクはヨアキム・メーレのゴールで前半4分に先制するも、30分に同点ゴールを決められる。その後、72分にムボカニがこぼれ球を押し込み、アントワープが逆転に成功する。だが、フートのオウンゴールでヘンクが終盤に同点に追いついた。試合は90分では決着がつかず、延長戦に突入した。

 延長に入り、最初に得点を決めたのはアントワープだった。FKの折り返しから中央でムボカニが頭で合わせ、この日2点目を決める。

 このまま延長前半が終わるかと思われたが、伊東が同点弾を叩き込む。延長前半AT、相手陣内のセンターサークル付近でボールを受けた伊東はヒールで前線の味方へフリック。これが右サイドのエンドンガラまで繋がり、ペナルティエリア右に侵入。エンドンガラはグラウンダーで中央へパスを送ると、走り込んで来た伊東がダイレクトでゴールに流し込んだ。

 延長後半は得点なく3-3で120分を終え、試合はPK戦に突入。ヘンクは3人目までが成功。アントワープは2人目が外し、PK戦3-2のヘンクリードでキッカーは4人目の伊東。だが、伊東のキックはクロスバーの上を越えてしまった。ヘンクは5人目も外してしまい、3人目以降全員が成功したアントワープが勝利を収めた。

【得点者】
4分 0-1 ヨアキム・メーレ(ヘンク)
30分 1-1 ジーメン(アントワープ)
72分 2-1 ムボカニ(アントワープ)
81分 2-2 フート【OG】(ヘンク)
104分 3-2 ムボカニ(アントワープ)
105+1分 3-3 伊東純也(ヘンク)

【了】

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