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ポグバの1月移籍を否定するマンU指揮官。名物代理人も「マンUで成功したがっている」

text by 編集部 photo by Getty Images

ポール・ポグバ
ポール・ポグバ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバがこの冬に移籍することはなさそうだ。オーレ・グンナー・スールシャール監督のコメントを、英『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

 足首を負傷しているポグバは、9月30日のアーセナル戦でプレーしたのを最後に戦列を離れている。それでも、同選手には以前からレアル・マドリーが強い関心を示しており、今後については不透明だ。

 スールシャール監督は20日、「1月に彼は移籍しない」とコメント。「私がここに来た1年前のことを思い出してほしい。ポールは素晴らしかった。うまくやっているとき、良いフィットネスでいるとき、彼は世界トップレベルの選手だ。まずはコンディションを整えなけれえばいけないが、我々のために違いを生んでくれるだろう」と語った。

 一方、代理人のミノ・ライオラ氏は英『テレグラフ』のインタビューで、夏にレアル・マドリー行きの可能性があったものの、今はユナイテッドでの成功に集中していると述べている。

「夏にほかのところへ行っていたかもしれない。ただ、彼は自らのハートで決めた。彼はとてもナイスガイなんだ。ポールは成功を手にしてハッピーになり、賞も獲得したい。マンチェスター・ユナイテッドでそうしたいと思っている。レアル・マドリーが強く彼を求めたが、マンチェスター・ユナイテッドは手放さなかった。それについて騒いだりしなかったね。私は選手に合わせて動くだけだ」

「ほかの選手なら、もっと騒いでもおかしくなかった。ただ、ポールは望まなかったんだ。だから動き方も変わる。レアル・マドリーから話があっても動かなかった。申し訳なく思うね。ポールはフランス人で、(監督のジネディーヌ・)ジダンはフランスサッカー史における重要人物だからだ」

 ポグバはユナイテッドでの成功に集中している様子。スールシャール監督は復帰のときを心待ちにしているはずだ。

【了】

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