セルビア1部のパルチザンに所属する日本代表FW浅野拓磨に、ロシアの強豪ロコモティフ・モスクワが獲得への関心を示しているという。セルビア『モンド』など複数メディアがロシアからの情報として伝えている。

　浅野はアーセナルからドイツへのレンタルを経て、昨年夏にパルチザンへ完全移籍。レッドスターと並ぶセルビアの名門クラブのひとつでプレーしている。

　その浅野に対し、ロシアのロコモティフが関心を示しているとの噂が浮上。特に今季ヨーロッパリーグ（EL）での浅野の活躍に目を留め、ユーリー・ショミン監督がプレーをチェックした上で獲得へのゴーサインを出したとも伝えられている。

　パルチザンではデビュー戦で初ゴールを記録したあと無得点の時期が続いていた浅野だが、年末にかけて調子を上げてシーズン前半戦を折り返した。公式戦25試合の出場で6得点3アシストを記録しており、ELではグループリーグ終盤に2試合連続ゴールを挙げていた。

　ロコモティフは2017/18シーズンにロシア・プレミアリーグ優勝、昨季も2位でフィニッシュするなど同国の強豪クラブのひとつ。今季は現時点で5位に位置しているが、2位から5位までわずか勝ち点1差という混戦の上位争いに加わっている。

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