パリ・サンジェルマン（PSG）に所属する27歳のフランス代表DFレイヴァン・クルザワと、ユベントスに所属するイタリア代表DFマッティア・デ・シリオの選手トレードが破談になった。28日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

　今年6月にPSGとの契約が終了するクルザワ。ルール上、選手は契約満了6ヶ月前から移籍先クラブとの仮契約合意が可能となるため、ユベントスと交渉を進めていた。契約満了後に獲得するという選択肢もあったが、ここ最近は今年1月の移籍市場でデ・シリオとの選手トレードで獲得すると報じられていた。

　しかし、4年契約で個人合意に至ったという報道もあった中、同メディアによると交渉が中止されたという。デ・シリオの放出をユベントス側が取りやめたようだ。その結果、クルザワはユベントスに加入せず、デ・シリオは残留することになった。

【了】