イングランド・プレミアリーグ第25節のリバプール対サウサンプトン戦が現地時間1日に行われ、ホームのリバプールが4-0で勝利を収めた。この結果によりリバプールはまたひとつ新たなリーグ記録を達成している。

　前半は無得点で折り返したリバプールだが、後半立ち上がりにアレックス・オックスレイド＝チェンバレンのゴールで先制。さらにジョーダン・ヘンダーソンが1点、モハメド・サラーが2点を加えて大勝した。なおMF南野拓実は81分からの交代で出場している。

　これでリバプールの今季戦績は24勝1分けとなり、勝ち点73を獲得。2日に試合を行う2位マンチェスター・シティとの差は暫定ではあるが22ポイントに広がった。『Opta』によれば、イングランドのトップリーグで首位チームが2位チームにつけた勝ち点差としては史上最多記録だという。

　また、リバプールはこれでホームでのリーグ戦20連勝となり、シティが保持するプレミアリーグ記録に並んだ。プレミアリーグ以前の時代を含めると1972年にリバプールが達成した21連勝が国内記録となっている。

　昨年1月3日のシティ戦以来プレミアリーグで敗れていないリバプールは、これで42試合連続無敗。特に昨季第30節以降の34試合では33勝1分けを記録し、獲得可能な勝ち点102のうち100を獲得したことになった。

　プレミアリーグ設立後では初となる悲願の優勝に向け、また一歩前進を果たした。さらに史上最多勝ち点や史上最速優勝、2003/04シーズンのアーセナル以来となる無敗優勝など様々な記録達成への期待も高まっている。

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