チェルシーに所属するブラジル代表FWウィリアンは今季限りで同クラブとの契約が満了となる。フリー移籍の可能性があるが、チェルシーから移籍となる場合も、ロンドンでの生活を希望しているようだ。スペイン『アス」が現地時間20日に報じた。

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　今季限りでチェルシーとの契約が満了となるウィリアン。以前からバルセロナへの移籍が噂されている。1日付のスペイン『マルカ』は、すでに今夏の移籍でウィリアンはバルセロナと合意に達したと報じていた。

　チェルシーとウィリアンは契約更新交渉を行っているが、まだ合意に達していない。そんな中、チェルシーはアヤックスからハキム・ツィエクを獲得。来季からチェルシーでプレーすることになっている。右ウィングを主戦場とするツィエクを獲得したことにより、ウィリアンの移籍が濃厚となってきたという。

　スペイン『アス」が引用した「The Players’ Tribune」の記事によると、ウィリアンは「もし僕の妻にロンドンを出たいかと聞いたら、彼女はノーと言うだろう。僕の娘も同じだ。もちろん、ブラジルはブラジルだ、そうだろ？僕の故郷だし、僕の文化。僕たちはブラジルに行って家族や友達に会うと、いつも良い気分になる。でも、ロンドンは僕の第2の故郷だ」とコメントし、家族の為にもロンドンでの生活を望んでいるようだ。

　チェルシーと同じロンドンのクラブだとアーセナル、トッテナム、ウェストハム、クリスタル・パレスになる。果たして、ウィリアンはライバルチームに移籍することになるのだろうか。

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