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「リバプールファンを想うと落胆」。無観客でのタイトル獲得に複雑な心境のファン・ダイク

text by 編集部 photo by Getty Images

フィルジル・ファン・ダイク
【写真:Getty Images】

 リバプールのDFフィルジル・ファン・ダイクは、このような状況のままプレミアリーグが終了することを恐れている。オランダメディアに対する発言として、英『スカイ・スポーツ』が伝えた。

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響でプレミアリーグも3月の試合を延期することが決まっている。現時点では4月から試合を再開する予定ではあるものの、今後の状況次第ではさらに先延ばしとなる可能性もあり、今季の日程を消化できないかもしれない。リーグが再開になったとしても、無観客で試合を行うということは十分に考えられる。

 リバプールは今季、シーズン開幕から好調を継続。首位を独走し、30年ぶりのリーグタイトルまであと一歩というところまできた。しかし、優勝を祝う場所にファンがいないかもしれない状況だ。

 ファン・ダイクは「空のスタジアムで優勝し、そこにファンがいないとしたら、僕は彼らのことを思って落胆する。アンフィールドにファンがいないことは、明らかにダメージだ。ファンがいないところでプレーすることは、誰だって望んでいない」と語った。

 その上で同選手は、「決定に従い、それに対処するしかない。ただ、いずれにしても、僕たちは自分たちのファンにタイトルを届けるために戦うよ」と意気込みを口にしている。

【了】

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