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ベイル、トッテナムでの“ラストゴール”。最後を飾るにふさわしい強烈な一撃

text by 編集部 photo by Getty Images

ガレス・ベイル
【写真:Getty Images】

 トッテナムのスター選手として台頭し、特に2012/13シーズンにはキャリアハイの得点数を叩き出すなど大活躍をみせたガレス・ベイル。スパーズを去る前に最後に決めてみせたゴールも、有終の美を飾るのにふさわしい印象的な一撃だった。

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 その2シーズン前にもPFA(プロサッカー選手協会)年間最優秀選手賞を受賞するなど、ベイルはすでにプレミアリーグを代表するスター選手に上り詰めていた。だが2012/13シーズンには得点力も大きく開花し、最終的にプレミアリーグ得点ランキング3位となる21得点を記録することになった。

 シーズン最終節を迎えたスパーズは、1ポイント差で4位を占めていた宿敵アーセナルを逆転してチャンピオンズリーグ出場権を獲得するため、サンダーランド戦での勝利を必須としていた。ここで結果を出したのはやはりベイルだった。

 両チームスコアレスのまま迎えた89分、ベイルはペナルティーエリア手前右側でボールを受けると、対面の相手選手を外したあとゴール正面付近から左足一閃。驚異的な球速のボールはムチのしなるような軌道を描いてゴール左上隅に突き刺さった。

 この1点で勝利を収めたトッテナムだが、結局4位への浮上はならず。シーズンを終えたあとベイルは、当時のサッカー界史上最高額となる移籍金でレアル・マドリードへと戦いの場を移すことになった。

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