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武藤嘉紀所属ニューカッスル、スタッフの手術に選手たちが募金で200万円提供

text by 編集部 photo by Getty Images

アンディ・キャロル
【写真:Getty Images】

 FW武藤嘉紀も所属するニューカッスルの所属選手たちは、クラブで長年働いているユニフォーム担当スタッフの手術を助けるため1万5000ポンド(約200万円)を募金により提供したようだ。英紙『ミラー』が20日に伝えた。

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 同紙によれば、選手たちが助けたのはクラブのアシスタント・キット・マネージャーであるジョージ・ラムショー氏。同氏は数ヶ月間にわたって臀部に痛みを抱えており、仕事を行うのが困難な状態だったという。

 英国の国営医療サービス事業NHS(国民保健サービス)による治療を受けるためには時間がかかる見通しだった。そこで選手たちは、ラムショー氏が私立病院ですぐに手術を受けられるように必要な資金を提供することを申し出たとのことだ。

 チームメートたちに募金を呼びかけたのは元イングランド代表FWアンディ・キャロルだったとみられている。ラムショー氏は約25年前からニューカッスルで仕事をしており、下部組織出身のキャロルは少年時代から同氏のことをよく知っていたようだ。

「選手たちにはいくら感謝しても感謝しきれない。NHSは(新型コロナウイルス対策で)非常に忙しいため手術を受けられるのは数ヶ月後になるはずだった。選手たちみんなが協力してくれた。私も妻も心から感謝している」とラムショー氏はコメント。手術はすでに終了し、同氏は仕事に復帰できる状態になったと伝えられている。

【了】

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