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「走ると疲れるから…」 イブラヒモビッチ、あまりにも鮮烈な2年前の米国デビュー弾

text by 編集部 photo by Getty Images

イブラヒモビッチ
【写真:Getty Images】

 38歳となった現在も、1月に再加入したミランで常人離れした存在感を見せているズラタン・イブラヒモビッチ。約2年前に加入した米国のロサンゼルス・ギャラクシーでも、デビュー戦からその超人ぶりを発揮していた。

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 マンチェスター・ユナイテッドで負傷を乗り越えながらも出場機会の減少していたイブラヒモビッチは、2018年3月にギャラクシーへ移籍。ロサンゼルスFCとのダービーマッチでMLS(メジャーリーグサッカー)デビューを迎えた。

 一旦は0-3のビハインドを背負っていたギャラクシーだが、1点を返したあと71分にベンチからイブラヒモビッチを投入。その直後にもう1点を返し、イブラが新たな伝説を築く準備は整った。

 77分には敵陣内でバウンドしたボールをハーフボレーで叩き、推定45ヤード(41m)の距離からGKの頭上を抜く鮮やかなゴールを決めて同点に。さらに後半アディショナルタイムにはヘディング弾で自身2点目を挙げ、ギャラクシーを4-3の大逆転勝利へと導いた。

 1点目のスーパーゴールについて、試合後に述べたイブラ流のコメントも独特。「最初にスプリントをした時、すぐに息が切れ始めた。だから2本目のパスが来た時にはボールを持って走るのではなくシュートを打とうと思った。あと15分プレーするために余力を残そうと思ってね」

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