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韓国、今週中にリーグ開幕日を決定へ。代表監督も帰還し再開へ期待高まる

text by 編集部 photo by Getty Images

パウロ・ベント
【写真:Getty Images】

 新型コロナウイルスの感染拡大が鈍化している韓国では、無期限延期されていたサッカーKリーグのシーズン開幕に向けた期待が高まりつつある。『中央日報』など同国複数メディアが伝えた。

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 ウイルス発生源となった中国以外では最も早く感染が大きく拡大した国のひとつとなった韓国。当初2月末に予定されていたKリーグの2020シーズン開幕も延期を余儀なくされた。だが韓国政府が19日に社会的距離確保措置の一部緩和を発表するなど、状況は正常化へ向かいつつある。

 22日には韓国プロサッカー連盟が、24日午後に理事会を開いて2020シーズンKリーグの開幕日や試合数を決定すると発表した。現時点では5月9日のリーグ開幕が有力だとメディアでは伝えられている。

 Kリーグ1部は例年各チームが38試合を戦う形で開催されているが、今季は27試合制になる可能性が高いとみられている。当面は無観客試合となり、その後観客の入場が可能になったとしてもマスク着用や間隔を空けての着席などが見込まれるという。

 公式戦に先立ち、練習試合はすでに今週から開催が決まった。他クラブ間の練習試合禁止措置の解除が発表されたことを受け、仁川ユナイテッドと水原FCが23日に練習試合を行うことを発表している。

 また22日には、韓国代表のパウロ・ベント監督が約4ヶ月ぶりに同国に戻ってきたことも報じられている。今後2週間の自主隔離生活を過ごすことになるが、2週間経過後の5月9日からのリーグ開幕を示す動きだとして期待を高める一因となっている。

 5月9日からの開幕が可能になったとすれば、国外市場からもテレビ中継などの高い需要があるのでないかとの期待も持たれている。世界各国で軒並みサッカーが中止される中、開催中の数少ないリーグのひとつであるベラルーシリーグにも異例の注目が集まっていた。

【了】

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