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イブラヒモビッチ、古巣クラブ本拠地の銅像を他所へ移設? 破壊行為相次ぐ

text by 編集部 photo by Getty Images

ズラタン・イブラヒモビッチ
【写真:Getty Images】

 ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、故郷の古巣クラブであるマルメFFのスタジアム外に銅像が設置されているが、相次ぐ破壊行為により他の場所への移設が計画されているようだ。スウェーデンでの報道を元に英紙『ガーディアン』など複数メディアが伝えている。

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 マルメはイブラヒモビッチがユース時代を過ごしたあとプロキャリアをスタートさせたクラブ。世界的なビッグスターへと飛躍した同選手の経歴を称え、昨年10月にスタジアム外に銅像が設置された。

 だがそれから約1ヶ月半後の11月、イブラヒモビッチがマルメのライバルクラブでもあるハンマルビーIFの共同オーナーに就任したことが一部ファンの怒りを買ったようだ。その怒りはズラタン像に向けられ、像に対する放火や落書き、さらには足首部分を折って倒壊させるなど破壊行為が相次いでいた。

 像の管理を行っているマルメ市議会ではこれらの行為に耐えかね、像の移設を検討し始めた模様。18日にも結論が下されることが見込まれるという。一方、クラブ側は市の計画について関知していないとも伝えられている。

 先月下旬に像が破壊された際には、イブラヒモビッチは「恥ずべきことだ」と犯人を批判し、「メディアの注目を引きつけたがっている。幼稚園レベルだ。像が壊されても俺の物語は永遠に残る。俺がマルメのためにやったことに感謝するべきだ」とコメントしていた。

【了】

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