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マンUがゲーム会社を提訴。クラブ名やエンブレムの使用法が不当と主張

text by 編集部 photo by Getty Images

マンU、マンチェスター・ユナイテッド
【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドは、クラブ名やエンブレムの使用に関して権利が侵害されているとして、ゲーム制作会社を相手取った訴訟を起こした。英紙『ガーディアン』などが伝えている。

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 ユナイテッドは、人気サッカーシミュレーションゲーム『Football Manager』シリーズでクラブの権利が侵害されたと主張。開発元のスポーツ・インタラクティブ(SI)社と販売元のセガ社を訴えたとのことだ。

 同シリーズ内でクラブ名が使用されていることに加え、本来であればマンチェスター・ユナイテッドの名称と並べられるべきであるはずの公式エンブレムが使用されず、「シンプルな赤と白の縞のロゴ」に置き換えられているのは「間違った使用法」だとクラブは述べている。

 クラブ側の主張によれば、第三者の作成したパッチを適用することで、クラブのエンブレムを本物同様のものに置き換えることが可能。SI社・セガ社はそのパッチ提供者を宣伝することで、ユナイテッドのライセンスを取得することなくゲーム内でのエンブレム使用を事実上可能とし、売上げ増加に繋げているとしている。

 これに対しSI社・セガ社は反論を繰り出した。「マンチェスター・ユナイテッド」の名称は「サッカーの文脈内での妥当な言及」であり、使用を制限するのは「表現の自由の不当な制限」にあたると主張。また自動生成のエンブレムを用いることで、ライセンスを得ていない事実は明確に示していると主張している。

【了】

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